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日本はアメリカの属国、それでいいのだ

 日本時間25日早朝の麻生・オバマ日米会談、恒例の大統領との昼食会はなく、麻生首相は市内のホテルで、元大統領補佐官であったスコウクロフト(81)、ブレジンスキー(78)、元国務副長官のアーミテージ(62)、現戦略国際問題研究所(CSIS)所長のハムレ(5?)各氏と会食しました。このことについては昨日の「日米首脳会談と昼食会」で調べたことを書いておきました。

 素人の私が素人だから不思議に思ったこと、それは会食に参加した方々、ブレジンスキーは今度の大統領選挙で民主党候補のオバマを応援、その陣営の事実上の最高顧問だったというので理解できますが、あとの方々はブッシュ時代のいわゆるネオコンとは一線を画してはいますが、民主党ではなく共和党政権時代に国家安全保障担当大統領補佐官とか国防副長官とかを務めた方々だということです。国家安全保障問題の基本線というのは政権が変わったからといって変わるものではない、考えてみれば当然の話ですが、チエンジをスローガンにしていただけに、最初はそこが不思議でした。これからのオバマ政権の戦略国際問題、この方々が指導していかれるのでしょう。

 次に、その方々の経歴紹介の中で気になったことは、ブレジンスキーの以下の個所です。

  日本に対しては属国意識を持ち、日本を米国の被保護国と呼ぶ。日本がアジアの大国になることは「不可能」
 であり、日本はひたすら経済成長に力を注ぎ、その経済力を国際社会に寄附し使ってもらう存在になるべきだと
 説く。



 引っかかったのは、この中の「属国」、「保護国」という語です。

 今の日本は20世紀前半各地に存在した植民地国ではありませんが、アメリカ的世界の一員に違いありません。アメリカ帝国株式会社というグローバル大企業に所属する社員に違いありません。麻生さんはさしずめ東京支社長で、私たちは日本という土地で働いて生活しているアメリカ帝国株式会社の社員ということでしょう。

 「属国」の「」は「従属」、「服属」、「隷属」の「」ではなく、「付属」の「」でもありません。単なる「所属」とか「帰属」とかを意味する「」なのです。

 人には「」というのがあります。国にもあるはずです。人口は世界で何番目かでしょうが、国土は小さく、海洋資源以外の資源は乏しい国です。お隣には世界一の人口をもつ中国がおります。世界一の国土をもつロシアもおります。ですから、日本がアメリカや中国やロシアと対等に相撲を取ろうと考えるのはバカげたことです。なぜなら、まともにぶつかったのでは勝ち目はないからです。中国やロシアの属国になりたくなければ、ベストではなくてもベターな選択としてアメリカの“社員”になるのが賢明なのです。


 今回のアメリカ発金融危機でアメリカの覇権が崩壊し、1ドル20円になったらさすがに考え直さねばなりませんが、アメリカが倒産したら私たちはもともこもなくなくなり路頭に迷いかねないので、今はもう少しアメリカが立ち直るために何十、何百兆円かわかりませんが、貢がざるをえないのです。そんな定めになっているのです。

 だから私は思うのです。中川昭一さんとか田母神俊雄さんのようにあんまり愛国心が強く、「ヤンキーなにするものぞ」といったふてぶてしい態度で本社に抵抗すると、静かに消されるのです。

 田母神幕僚長、あのような歴史観を公務員が、日本の軍人が発表したら中国がかんかんになって抗議する、だから福田政権は野党が追及しない先に罷免したと最初は思っていたのでした。しかし、真相はどうも違うのです。田母神幕僚長はアメリカの逆鱗に触れる行為が散見されていたからなのです。

 「週刊現代」12月20日号に田母神俊雄氏は『米軍撤退核武装宣言』という論文を発表していました。そこに「米国製装備を2倍の高値で購入させられている」とアメリカ本社に文句を言ってねぎった事実が書かれていました。

  たとえば航空自衛隊の戦闘機の購入に関して言えば、時代順に、F-104(1機約4億円)、F-4(1機約20億
 円)、F-15(1機約100億円)、F-22(1機約500億円・米議会の承認待ち)と、機種が新型に変わるたびに価格
 はだいたい5倍にハネ上がってきました。他にもさまざまな兵器が、本来の適正価格より数倍増しとか、モノによ
 っては2倍もの高値で買わされているのです。


 だから田母神幕僚長は無謀にも勇敢にも本社に向かって「高い」と文句を言ったのです。煙たがれるはずです。ここから先は私の推論ですが、そういう真っ正直な愛国者だから、田母神さんはあのような論文発表という軽率な行為をそそのかされて、見事罷免されたのです。
http://lailai-hanyu.at.webry.info/200812/article_8.html

 話は大きく脱線してしまいました。

 私は近かごろどうしてわが国の憂国・愛国の保守党右派、真正保守派の政治家たちにこうも次々と災いが降りかかるのか、どうしてなのかと不思議なのです。平沼赳夫安倍晋三中川昭一といった方々、麻生太郎さん、まだ頂点にいますが、猿回しのかわいいサルでした。それにあの田母神俊雄さん、真に自分の国を愛する“愛国軍人”なのに、不当に罷免されてしまいました。

 残りの保守党の方々、表面は「愛国」を否定はしませんが、みんなグローバル・アメリカ帝国株式会社の社員でよかったと思っているのです。私もそうなのです


        (「人はパンのみに生きる」、私はネズミだからもちろん、そう思って今日もリケンをあさる夢ばかり見る 
         元詐欺師 ネズミ)
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by damao36 | 2009-02-28 21:48 | 政治 | Comments(0)
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