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体感中国語67―私の好きなニーナ

ニーナといっても金髪のかわいいロシアの少女ではありません。中国語の「ニーナ、Ni3 ne? 你呢? 」のことなのです。


あるとき私はとても愛らしくて元気のいい朱迅に、街で会いました。

「ああ、迅ちゃん、久しぶりだね。元気?」という意味で、中国語で以下のように声をかけました。
海, 小迅, 好久不見。 近來還好嗎?  」( Hi, Xiaoxun, long time no see. How have you been? ) (「海」、本当は「口+海」です。)

迅ちゃん、きれいなチャーミングな声で、こう答えてくれました。
很好, 謝謝。 你呢? 」(おかげさまで。あなたは。 Pretty good, thank you. And you?

私は「相変わらずだよ」(The same as ever.)という意味を中国語で言おうと思って、しかし「老樣子」という単語がすぐに口から出ないで、まごまごしていたら、夢から覚めてしまいました。


ニーナ、Ni3 ne? 你呢? 」、英語なら「And you?」、または「How about you?」でしょうか。日本語なら「あなたは」でしょう。

でも、日本語は代名詞をできるだけ使わないように使わないようにと避ける傾向があるせいか、どうも日本語の「あなたは」は言いにくくて、嫌いです。それなのに、中国語の「你呢? 」は好きなのです。どうしてでしょうか。


この言葉、私はあのCCTVの人気アナウンサー朱迅さん似の女性から、一番最初ににこやかに「你呢?」と語りかけられました。そのせいなのでしょうか。いや、きっとそのせいでしょう。


それに比べて「私は」の意味の「ウォーナ、Wo3 ne?  我呢? 」、これは嫌いです。


理由は毎年めぐってくる忌まわしい「情人節」(バレンタインデー)のせいです。

隣に座っている若くてハンサムなA君、この日が近づくと若い女性からのチョコレートのプレゼントがいっぱいとどきます。私には義理チョコ1個だけです。A君がきれいに包まれた贈り物をもらう度に、私は無意識に「我呢?」(わたしは どうしてもらえないの)とか、「我的呢?」(私の分は ないの)とか、つぶやいてしまうからです。


世の中喜ぶ人がいれば、必ずその影に悲しむ人もいる、どうして若い女性はそのことに気づかないのでしょうか。


            (なにも若い人と競争しなくてもいい年なのに、サガなのでしょうか、悟りきれない オス・ネズミ)
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by damao36 | 2008-08-27 12:06 | 中国語 | Comments(0)
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