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体感中国語52―はじめに時間詞ありき)


時間詞と場所詞、私は時間語と空間語がいいとなんとなく思っているのですが、それはさておき、中国語の時間詞と場所詞の特徴は動詞を修飾できるところにあるということを知って、それなら副詞じゃないかと感じたのでした。そういえば英語のtodayyesterdayなど、ちゃんと副詞だとも明記していますよね。

でも、これも小さな問題ですから差し置いて、一体どんな単語なのかを調べてみることにしました。


時間詞の方はなんのことはない要するに時間を表す語ですから、すぐに理解できました。ただ「今1時です」(一点出发。)の“一点”と「1時間中国語を勉強しました」(我学了一小时汉语。//我学汉语学了一小时。)の“一小时”は前者が時刻で後者が時間(時間の長さ)ということはわかりましたが、品詞が違うとまでは思いませんでした。“一点”は時間詞で名詞、“一小时”は時間を表す数詞+量詞(数量詞)になるのだそうです。


時刻は原則として動詞の前で、この”一点出发”の“一点”は状語でしょう。時間は動詞の後が原則で、“学了一小时汉语。”はS+V+C+O型、“汉语学了一小时”はS+V+O+C型(S+V+O+V+C型?)で、、この“一小时”は時数詞補語(数量補語)でしょう。


場所詞までいっしょにまとめるつもりでしたが、場所詞は長くなりそうなので、時間詞だけにしました。

時間詞や場所詞、時間語と空間語、英語ではたいてい文の後ろの方ですね。日本語と中国語はいつも述語よりも前です。時間詞と場所詞の順序も時間詞の方が先です。日本語はときに時間詞が主語よりも前に来ていばっていることがありますが、中国語もその点は同じですね。

私は時間詞がいばっているのも見るたびに、この私の存在も私に与えられた時間があるからこそで、「はじめに時間ありき」と訳のわからない、しかし自分では納得できるものを感じているのです。
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by damao36 | 2008-02-21 13:11 | 中国語文法 | Comments(0)
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