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これでいいのか⑤——中国語の16文型

 英語の文法書には必ずと言っていいほど5つの英語文型の説明があります。なのにどうして中国語の文法書には文型を説明したもがのほとんどないのでしょうか。日本語も同じですが,テニヲハ付着語の日本語文は主語がきて連用修飾語がきて述語で終わる,動詞述語文でいうと基本文型はの1文型だから,その説明は不要だからでしょう。中国語はあまりにも多くなりすぎると考えられているからではないでしょうか。

私は『中国語文法ワールド』§4文型と文種の≪文型表≫(P.56)で,中国語文型を16文型にまとめました。改めてその表を眺め,気づいたことが3点ありました。

 ① 動詞述語文の③~⑦は文型にまとめてもいいのではないか。

 ② 動詞述語文の⑧動詞補語文はCOOCの3文型にした方がいいのではないか。

 ③ 比較の“比”構文には動詞述語文と形容詞述語文がありますが,介詞“比”の後につづく名詞記号を⑥は,⑭は2となっている。要統一か。

※ <介詞名詞)>の名詞は介詞の賓語になるので,に統一すべきかもしれません。いや,は述語の賓語が繰り上がった記号ですから,の方がいいのではないでしょうか。


もし①と②のように整理したら,中国語の動詞述語文はCOOCOOSVO/SVOの9文型になり,これまで中国語文型16としていたのが,14文型に減るので,この方がいいのかなあと思ったりしております。

なお,“是”構文を名詞述語文とする説もあるようです。





 

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by damao36 | 2017-07-30 08:50 | Comments(0)
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