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海江田・細野・平野大臣は信用できる 井上あさひキャスターは女神になれる

《ブログ「日日是生日」から転載》

 3.11から4か月が経った。

 最初の1か月は憑き物につかれたように原発ネタで記事を書いた。自分の不勉強もあったから。

 そして5月7日にブログを書くのをやめて2か月が経った。まだ、カンさんが首相だ。近ごろは「延命策には脱原発を言うにしかず」と思っているのだろう。原発推進派にも大きな障害になりつつある。

 「原発はタバコの害や自動車事故より危険はすくない」とか「核廃棄物は1万メートルの海底に沈めるか、砂漠地帯に捨てればいい。モンゴルあたりならお金でよろこんで引き取るはず」と説く池田信夫氏の意見にびっくり。それですむならしかたないかとも思ったが、それでもやっぱり“原発恐惶派”からは脱することはできず、カンさんがたとえ己の延命策のためだとしても、人は動機よりも結果だから、カンさんが、“脱原発”で行くなら、しばらくやらせるのももいいか。そして悪徳10人衆が総選挙での国民の負託をねじまげて、ひどい政党へと舵をきったように、今度はまともな民主党内の政治家が主になってカン政権を乗っ取ったらいい。今はそんなできそうもないことをなんとなく感じているのだ。
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51693454.html (池田信夫:自動車や石油火力は原発より危険である)
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51693454.html (池田信夫:核のゴミは解決できる)


 少なくともいま原発処理にあたっている海江田・細野・平野の3大臣、あまたの政治家の中では信用できる人たちではないのか。一種のカンではあるが、私はそう思っている。少なくともあの人たちは、他にもいるかもしれないけれど、昨年6月の代表選ではカンさんには入れていないはずだ。代表選ではカンさんには入れなかった人たちが、いまのカン政権を支え、やがて乗っ取る、これはしがない年寄りのあわい期待だ。

 さて、3.11以後に書いた34本もの記事のほとんどが原発だった。ただ2本だけは“みなさんのNHK”を取り上げた。原発に比べて読者の反応はイマイチだが、NHKがまともになることは大切なことだと思っている。どうもいまのNHKは小泉政権以来、経済界に乗っ取られている、私はそう危惧するのだ。本当は受信料なんか拒否したい心境なのだ。
http://lailai-hanyu.at.webry.info/201104/article_9.html (NHKはなぜ経済人がトップなのか――四権談合打破は夢の又夢)
http://lailai-hanyu.at.webry.info/201105/article_2.html (NHKの津波情報は結果的には「嘘をつく子供(狼少年)」だったのか) 


 でもだ。やっぱりよく見るのはNHKだ。テレビはニュースを除いて、BSを見ることが多いのだが。

 そういえば4月からNHKは3本あったBSを、どういう理由かは知らないけれど、2本に整理してしまった。整理することで内容も精選されてよくなるのならまだしも、結果は選択肢が減ってしまった。(デジタル・テレビを買ったので、BSがたくさんみれるとよろこんだが、これも期待外れ。どうして民放のBSは韓国ドラマとショッピング情報が多いのだろうか。節電はまずテレビからではないのか。

 それにNHKのBS1、午前中はどうしてアメリカ大リーグの中継ばかりを流すのだろうか。もともと日本の野球放送も見ない方だからかも知れないが、一体全体、受信料を払っている日本人のどういう人たちがどれくらいあの放送を見ているのだろうか。平日のあの時間帯でテレビをダラ~とみておれるのは私のような高齢者か主婦たちぐらいではないのか。

 それでもNHK番組にはすばらしいドギュメンタリーとか、CMのないスポーツ中継とか、中小国の映画とか、ときどき感銘する番組に出会うことは多い。

 そうだ。そういえば好きでなかったニュース9、近ごろはよく見るようになった。

 お目当てはあの女性キャスター。前の青山キャスターも健康的でよかったが、現在の井上あさひキャスターはもっといい。理由は言わなくても、わかる人にはわかるから、言わない。おしなべて軽薄おしゃべりの女性アナ(男も同じだが)ばかりのニッポンのテレビ界、その中にあっておしゃべりではなく、美しい目でじっとこちらを見つめる、いつまでもそうあってもらいたいものだ。


                                     (人は見かけが9割を信じる メンクイ・ネズミ)

≪蛇足≫まったく余計なお世話だが、「井上あさひキャスター」の経歴Wikeから抜き出してみた。「あさひ」という
    名前は気に入らないが、「趣味は箏」とあり、日本の音曲はまったくもって私には退屈な代物なのだが、
    あの人の演奏、きっと静寂な調べに相違ないから、聴いてみたいものだ。
       玉野市立荘内中学校、私立岡山高等学校、お茶の水女子大学卒業後入局[1]。高等学校在学時は野
       球部のマネージャーだった。

       鳥取と広島の両局で地上デジタル放送推進大使を務めた。岡山県出身ということもあり、中国地方全
       域の地域番組で起用される機会も多く地デジ大使としては民放各局の女性アナウンサーとともに活
       動、CMでは広島を本拠とするプロ野球チームである広島東洋カープのユニフォームを着用して放
       送開始をPRした。プライベートでもカープファン。

       趣味は4歳と1歳の甥と遊ぶこと。趣味は箏。人の顔を覚えるのは得意であるが名前を覚えることは苦
       手。身長167cm。
by damao36 | 2011-07-12 06:41 | 政治 | Comments(0)
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