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虎 年 虎 威、 虎 虎 生 風

 「あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。」


 まあ日本人らしく型どおりの挨拶を今年も何回か繰り返しています。

 ところで、相手が英語圏の人だったら“Happy new year!”で、中国語圏だったら“新年快楽!”か“新年好!”かと、トライリンガルを目指す老人としてはついついそんな余計なことをつぶやくのでした。

 その呟きを耳にしたケンチュウ派のカミサン、「シナ語は英語のパクリか」とつっこんで来ました。「シナ人ならシナ人らしく“恭喜發財”(儲かりますように)といえばいいのに」とも。でも頑迷な中国人は21世紀になってもなお正月は旧正月のことだと思iい込んでいるのですから、この言葉は春節用にとっているようです。

 購読しているカラフルな中国語新聞の年頭のあいさつ文を見てみたら、こんな威勢のいい、から元気のコワイ漢字が並んでいました。

  虎 年 虎 威、 虎 虎 生 風
  (虎の年には虎の威力だ。虎が虎のような風を巻き起こすのだ。)


 さて、ことしの年末年始、例年だとテレビの政治番組をわりとよく見て、自分なりに反省するのですが、今年は腹が立つからでしょうか、ひとつも見ませんでした。その代わりに歌番組ばかり見ていました。

 年末のBSのみなみこうせつのライブとか船橋徹の歌曲、千秋なおみや美空ひばりの歌声、「歌は世につれ世は歌につれ」といいますが、その時々が思い起こされていいひと時を過ごしました。しかし、30日のレコード大賞、31日の紅白歌合戦、ネット囲碁をしながら聞いていたこともありますが、さわがしいドタバタ曲がおおいという感じでした。でも、紅白のSMAPの歌は「よくできました」、ドリカムは「まあまあ」、北島三郎は「さすが」というのが私の評価です。

 そうそう、紅白ではもう一つ印象に残るものがありました。

 それは今夜から始まる「龍馬伝」で坂本龍馬を演じる福山雅治という人を始めて知り、今の日本のやわな男性俳優群の中では”韓流”に負けない一番いい男ではないか、そんなことさえ思ったのです。

 NHKの大河ドラマ、どうもウソっぽく感じることが多く、ほとんど見ないのですが(本当は難聴気味で聞き取りがたい)、福山の龍馬なら見てみようかとも思ったりしています。


                    (「みなさま今年もよろしく」とやっぱりいいたくなる 村八分がこわいニホン・ネズミ)

≪蛇足≫
 日本で発行されている中国語新聞には”入郷随俗”(郷に入れば郷に従え)で、新年号はトラ、トラ、トラと書いていますが、本当はまだトラ年ではありません。今年の春節2月14日以前生まれの子はまだウシ年だそうです。
 春節というのは太陽暦1月21日から2月20日までの間を毎年浮遊するので、ビジネスに不便を来たすということで、いま中国では”春節”を2月4日の”春分の日”に固定する案が検討されているとか。
 あれ、”春分の日”というのは”節分”のことで、平安時代からある宮中行事”追な”のことだと理解していたのですが、”春分の日”と”節分”は関係ないのでしょうか。
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by damao36 | 2010-01-02 13:45 | 中国語 | Comments(0)
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